Making of “Yeda” vol.1

渋谷の西武デパートで開催中の ART FAIR C-DEPOT -Shapes of HEART- というグループ展で、新作「Yeda」を展示しています。
その制作過程を何回かに分けてお伝えしたいと思います。
vol.1
vol.2
vol.3


「ART FAIR C-DEPOT -Shapes of HEART-」

会期 2014年2月11日(火・祝) – 16日(日)
時間 平日10:00 – 21:00 祝日10:00 – 20:00
会場 西武渋谷店 B館8階
特設会場・美術画廊・アートショップ・オルタナティブスペース
(〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1)
WEB www.c-depot.org


 

作品を作る時はまずアイデアノートにラフを書く事から始めます。
今回はY字のパーツを磁石でつなぎ合わせて、自由に木の形を作るというプランです。以前作った「Flowerium (バーチャルな木を育てるアプリ)」と「Corocco (磁石の入った小石のオブジェ)」を発展させたアイデアです。あとでこのページを見返すと、紆余曲折はありますが作品の核となる部分が既に決まっている場合が多いです。

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アイデアがでたらすぐに中心となる要素を試作してみます。今回のキモは、個々のブロックを組み合わせて造形する事なので、加工しやすい材料で原寸大のパーツを作りました。
電子工作やプログラムなどの技術的要素が中心の場合は、ブレッドボードで試作したり、サンプルコードを作って実現可能性を調査します。

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パーツを両面テープでくっつけて形を作ってみました。作品の輪郭がぼんやりと見えてきて、気持ちが盛り上がります。ここでピンと来ない場合は、筋が悪いと思って別のアイデアを模索する事もあります。

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次に素材や実際の方法を考慮して、もう少し具体的なテストをしました。磁石の埋め込み方として、分割して中に入れる方法と、末端から固定する方法を試しています。
分割式は木の厚み分、接合点から離れるので吸着力が弱くなります。一方、磁力を増すために大きな物を入れると重くなり、いずれにせよ接続できる個数が少なくなります。

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最初に作った試作と合わせて、全体のボリューム感をチェックします。4段くらい繋ぐと木のように見えてきました。

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こうしてある程度作品の方向性が見えてきたのですが、ここで諸事情により3ヶ月ほど作品制作から離れる事になってしまいました。本当ならこの勢いのまま本番制作に望みたいところですが、この中断がアイデアをねかせる事になります。

次回に続く!

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